質問させる名刺を作るには?

さて、前回は名刺の目的はメッセージを発信して相手に質問をさせる事だと書きました。
それでは具体的にどうすればよいか。

その方法は、「キャッチコピーをのせる」です。
ただ、一言でキャッチコピーと言ってもピンと来ないかもしれません。
もう少し詳しく言いますと、自社の得意技・他社との差別化を一言で表現するということです。

我々のような中小零細企業は常に他社と比較・検討され続けています。
その中でお客様に選んでもらうにはどうすればよいか?を考えなければなりません。
しかし、お客様から見ればどの会社も同じように見えてしまうので、どのように選んで良いのか、という基準がありません。
そこで、私の会社はこれが得意なので自信を持っておすすめします。ここが他社とは圧倒的にに違います。ということをアピールして、選んでもらうことが必要です。

今まで何年も続けてきた仕事なら、ウチはこれが得意だ!という部分があるはずです。
新しく事業を始めたばかりなら、絶対に他社には負けない!という情熱があるはずです。
その想いをキャッチコピーとして名刺に載せましょう。

ただし。
今回は名刺のお話しなので、もう1つポイントがあります。
名刺の目的は「メッセージを発信して相手に質問をさせる」ですよね?
だとすると、このままではメッセージを発信して終わってしまいます。
最終目的は質問させることなので、あと一工夫しましょう。

・弊社の例

強み・差別化:見積りから納品まで担当営業が訪問する

キャッチコピー:訪問専門の印刷屋

質問させるには:電話1本で名刺ができる!?

ポイントは相手に「!?」と思わせることです。
ビックリさせる。違和感を演出する。興味を持たせる。
何でもかまいません。
思わず質問してしまうフレーズを考えてみましょう。

【大田区 印刷屋】 二代目(仮)若社長の奮闘記

ジーティワードのサイトはコチラです。
http://gtword.com/index.html

誰も知らない名刺交換の目的

この前の記事で書いた、異彩を放つ名刺とはどんなものか。

簡単に言うと、その他の名刺と違って、一度見たら忘れられない、思わず質問してしまう名刺です。

こう書くと、
「それじゃあ変わった形のデザインにしよう」
と考え、丸い形にしてみたり、ギザギザにしてみたりする人もいるかも知れません。
確かにもらった相手は忘れられないでしょう。思わず質問してしまうでしょう。

「へー、面白い形をした名刺ですね。」
「そうなんですよ。インパクトのある名刺を作ってみました。」
「確かにすごいインパクトですね。」

・・・どうですか?
せっかく相手から質問をしてくれているのに、話題の中心は名刺です。これではもらった相手から見たあなたは「変わった名刺の人」です。

もしこれが名刺屋さんなら正解です。商品である名刺に興味を持ってくれているのですから。
しかしそれ以外の人は中身、つまりメッセージに興味を持ってもらわなくてはなりません。
大切なのは見た目ではなく内容です。
あくまで仕事内容に関する質問をしてもらう必要があります。

ここで、はっきりさせてみましょう。

名刺交換の目的
その後の話題の中心を自分の仕事内容にするためのキッカケ作り

名刺の目的
メッセージを発信して相手に質問をさせる

この2点を忘れてはいけません。

【大田区 印刷屋】 二代目(仮)若社長の奮闘記

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名刺交換の一瞬で大企業に勝つ!

我々のような中小零細企業は常に「集客」を意識しなければなりません。
売上・利益が上がらない会社の多くは、絶対的に顧客数が足りないからです。
上場しているような大企業はコストを削減すれば業績が大きく改善することもありますが、我々がそれをしてもたかがしれています。
それよりは顧客数を増やして売上を上げるべきだと思います。

そのためにカタログやパンフレットを作って営業活動をしている方が多いですよね。
でも名前も聞いたことのないような会社の説明はなかなか聞いてもらいません。
実際に私がそうでした。

以前私は大手の自動車メーカーの販売会社に勤めていました。
名前を聞けば誰でも知っているメーカーです。
その時はメーカーの看板があったので、新人の私の話しでも聞いてもらえました。
しかし、弊社はまさに「名前の聞いたことのない印刷屋」です。
まともに話しなど聞いてもらえません。

そこで考えました。
どうすれば話しを聞いてもらうことができ、アピールすることが出来るのか。

そして、ふと思いつきました。
大企業でも中小零細企業でもどんな人でも、唯一平等な場面があることに。

それは

名刺交換です。

ビジネスにおいて、初めて合う人とはまず名刺交換をします。
この時、相手は必ず名刺を見てくれます。
この一瞬がとても大切です。

この一瞬でいかに相手に興味を持たせるか。
それによってその後の話しの進め方が大きく変わります。

例えば。

私の名刺には大きく「訪問専門の印刷屋」と書いてあります。
すると渡された相手は「どういうこと?」と疑問を持ちます。
そして聞いてきます。

「これは、どういう意味ですか?」

そこから先は営業トークです。
相手は興味を持って質問をしているので真剣に聞いてくれます。

どうですか?
今までどんなに説明しても聞いてもらえなかった営業トークが、相手から「聞かせてください」と言われるのです。
しかも名刺交換をしただけで。

ほとんどの人の名刺は名前、連絡先、ロゴのみではないでしょうか?
よくて事業内容が記載されている程度。
これでは本当にもったいないです。

名刺交換でいかに相手に興味を持たせるか。違和感を持たせるか。
キャッチコピーを大きくいれる。
紙をおもいっきり厚くする。
勝負は一瞬です。

確かに見た目は悪くなるかもしれません。
でも我々のような中小零細企業が大企業と同じでは絶対に勝てません。
見た目にこだわって他と同じように埋もれてしまう名刺
明らかに異彩を放ち、しかもその後の営業トークへとつながる名刺

あなたはどちらを選びますか?

電話1本で名刺ができる!?

弊社のキャッチコピーは訪問専門の印刷屋ですが、サブコピーとして
「電話1本で名刺ができる!?」
と、うたっております。

どういう事かというと
新しく名刺を作りたい時、多くの方はネットで検索をするか、近くの印刷屋さんへ行きますよね?
そうすると、ネット検索の方は、サイトによってテンプレートを選んだり、注文方法を確認したりすることが必要です。
近くの印刷屋さんへ行く方は、原稿を持って行ったり、出来上がったものを取りに行く必要があります。

しかし、この作業って意外と手間や時間がかかりますよね?

そこで弊社では、お客様にお問い合わせを頂ければ打ち合わせにお伺いし、出来上がれば納品にお伺いいたします。
要するに、お客様にして頂くことは最初のお問い合わせのみ。電話1本のみです。

1歩も外へ出る必要はありません。
理解不能な印刷サイトとにらめっこをする必要もありません。

納品までには作成したデータの確認など何度かお客様とやりとりがございますが、全て私からご連絡いたします。

1度作成したデータは大切に保管いたしますので、リピートのご注文も電話1本です。

おかげさまで、弊社で名刺を作成されたお客様の約9割の方にリピート注文をいただいております。
ありがとうございます。

非常識な印刷屋です。

新しく名刺やチラシを作りたい。
そんな時にまず探すのは印刷会社ですよね?
インターネットが普及した現在、大きく分けて3つの選択肢があるかと思います。

・昔からある印刷屋さん
・プリントショップ
・インターネットの印刷サイト

まずは、昔からある街の印刷屋さん
印刷業界はとても古いので、都内には多くの印刷屋さんがあります。
しかし、大抵は建物が古かったり、暗かったりするので
気軽に入れる雰囲気ではないと思います。

次はプリントショップ
オフィス街によくありますね。
しかし、原稿を持って行ったり出来上がりを取りに行ったりと
なかなか手間がかかります。
値段はそれなり。

最後はインターネットの印刷サイト
データを送ったり、テンプレートの中から選ぶようなサイトです。
見たことのある方はわかるかと思いますが、とても分かりにくいサイト作りになっていることが多いです。
サイズ・紙の種類など多くの選択肢があり、内容を理解して注文するまで軽く1時間以上かかってしまうと思います。

どうですか?
名刺一つ作るのにずいぶん時間と手間がかかってしまいます。
にもかかわらず、いまいち納得できない仕上りになりませんか。

しかし、これが現在の印刷業界です。
不親切極まりないですよね。
新規のお客様を受け入れる気があるのか?、と。
そんな状態だから業界全体が右肩下がりになってしまうのです。
今や大手の印刷会社も印刷以外の事業(ディスプレイ・半導体など)の方が売上が大きくなっています。

そこで弊社では、今までの印刷業界ではありえなかった、名刺一つでもお客様の元にお伺いして打ち合わせをするという印刷屋をしております。
他の印刷屋から見れば、「それで儲かるの?」「面倒臭いでしょ?」と思われる、いわば非常識な印刷屋です。

新規のお客様、大歓迎!
全く知識のないお客様、大大歓迎!!

全てのお客様に、他の印刷屋さん・プリントショップ・ネットの印刷サイトでは出来ない、細やかで安心できるサービスを味わっていただきます。

・どんな仕上りなるのか、といった不安
・注文時の手間と時間
・デザインに関する相談

これら全てを解決する印刷屋を目指しております。